信教問わず住みやすい国に

「特集 『ブラック国家』ニッポン」(8/19号)

 先日、近所のコンビニで「何か雰囲気が違うな」と思い店内を見ると、店員がみんな日本人だった。私の感覚ではコンビニでは外国人が働いているのが当たり前だ。ただ、よく行く店舗では、外国人従業員が頻繁に入れ替わっている。外国人が働く場として日本の魅力がなくなっているとしたら残念だ。だが、日本には長所もある。日本人はあまり特定の宗教を排除することはない。今は世界各地で宗教を背景にした対立が起きているが、日本はあまり影響を受けず安心して働ける国ではなかろうか。半面、日本人は神道や仏教以外の宗教への理解が少ないと思う。各宗教の食べ物に関する戒律などを理解し、どんな宗教の人でも住みやすい体制を整える必要があると思う。

細井 邦生(東京都、会社員、56歳)

編集部から

 コンビニ大手のローソンでは東京都23区内の従業員の4割が外国人とのこと。なので、都内のコンビニで従業員が日本人だけなら、違和感を覚えるのかもしれません。人手不足の業界に外国人材は不可欠な存在です。長く働ける環境づくりは日本人、外国人に関係なく企業に求められるでしょう。私も日本には多様な文化を受け入れる素地があると思います。例えば1日5回、礼拝をするイスラム教徒のため、社内に礼拝所を設置する企業なども出てきているようです。「多様性を受け入れられる国」として日本が外国人材から認知されるようになることを願ってやみません。

神田 啓晴

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