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高額医薬品、使えない悲劇防ぐには

「特集 医薬品はなぜ高い?」(8/5号)

 医療ドラマが好きだ。治療法が難しく誰もが尻ごみするような患者を主人公の外科医師が治療する。治せない場合もあるが、それはそれで患者さんのほうも納得して感謝する。一方、外科的な処置ではなく研究によって医薬品を作ればより多くの患者を救える、という医師も登場する。医薬品を開発する人たちも天才外科医と同じく、重要な人材だと思わずにはいられない。

 ただ今回の特集の中で、悪性リンパ腫を治療する薬が、1回の投与で4000万円もするのかと驚いた。自分や親が患者だった場合、払えるはずもない。薬価にはさまざまな研究開発費なども含まれているのだとは思うが、目の前に治る薬があるのに使えない、という悲劇も生まれるのではと寂しくなる。

竹内 祐司(愛知県、会社員、56歳)