価値を自分で見極める必要性

「特集 ダイナミック・プライシング 買わせる時価、買いたい時価」(3/18号)

 今まで消費者には、モノやサービスの価格は1つの方がよいという潜在意識があったと思う。価格が変動するにしても、例えばバーゲンでの3割引きなど時期が固定的で分かりやすいものはよく、ある意味でモノの価値と価格のバランスを売り手に依存した方が楽と考えていたのではないか。ところがダイナミック・プライシングが進んで、価格が始終変動すると何だか気が気でない。というのは、自分と他の購買者との比較で損得が生じるように感じるからだ。

 しかし、飛行機やホテルなどでは一般的な価格変動が、他の商品やサービスに波及するのが避けられないのは時代の流れだろう。これからは消費者がモノやサービスの価値を見極め、それに見合った対価を支払うという自分の価値尺度を確立した買い方が必要とされるようになっていると感じた。

錦織 孝(福岡県、大学職員、55歳)

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り882文字 / 全文1305文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「往復書簡」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。