会社とは、神社である

「特集 会社とは何か 組織と働き方の未来」(1/7号)

 日本における会社とは、すなわち神社だと思います。カンパニーという欧米の出資形態による企業活動を当時の日本で理解させるために、植物の株を増やすように事業を成長させることを株式と表現したそうです。それならば、日本人にとって会社は神社のようなものだったのではないでしょうか。共通の思想や目的に基づいて結集し活動する組織です。神社では、奉仕する精神が先行されます。その奉仕に対する報酬が給与なので、良くも悪くも、これが現在の働き方改革にも通じる解釈の違いが生じた原因ではないかと考えます。奉仕に対する報酬。労働に対する対価。同類でありながら同義にあらず、これらはどこまでも平行線となります。なので、組織と働き方を見直すには新しいシステムや表現方法が必要なのかもしれません。

匿名希望(東京都、経営者、52歳)

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