大規模市民マラソンの中止が相次ぐ中、例外的に開催を検討していた湘南国際マラソンが結局、中止になった。距離変更をはじめ、考え得る様々な感染防止策を打ち出したが、コロナ禍には勝てなかった。それでも、開催に向けての経験は「ウィズコロナ時代に必ず役立つ」と前を向く。

[湘南国際マラソン全体統括]
比企啓之氏
1963年生まれ。甲南大学卒業。85年、吉本興業入社。タレント間寛平さんのマネジャーなどを務める。2012年、マラソン大会の企画・運営を手掛けるランナーズ・ウェルネス入社。同年取締役、湘南国際マラソンの全体統括。

 私たち湘南国際マラソン事務局は、最終的に2021年2月28日に開催を予定していた第15回湘南国際マラソンの中止を決めました。出走を楽しみにしていた約1万8000人のランナーの皆さまには申し訳なく思います。

 ただ、コロナ禍で大会を開催するために重ねた様々な検討は、今後の大会運営でも役立つはずで、直前まで準備を重ねた意味はあったと考えています。

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