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熊本県副知事が任期満了するタイミングで都知事選に出馬した。地方の活性化こそが東京の繁栄につながると訴えたが、現職の小池百合子知事の圧勝に終わった。想定を超える61万票を集めたことには手応えを感じているが、今後については白紙という。

[元熊本県副知事]
小野泰輔氏
1974年東京都目黒区生まれ。東京大学法学部を卒業し、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)などで勤務の後、2008年4月に熊本県政策調整参与。12年6月から同県副知事を2期務めた。

 泡沫(ほうまつ)候補で終わると覚悟していたので、自分の中では良い戦いができたと感じています。知名度ゼロの状態から1人で始めた戦いでしたが、多くの仲間が陣容に加わってくれました。私の無謀な挑戦を支えてくれた仲間には感謝しかありません。61万票もの票を頂いたこと、私の主張に丁寧に耳を傾けていただいたこと、有権者の皆さんにも心から感謝しています。

現職には惨敗したものの……
●2020年東京都知事選の開票結果
現職には遠く及ばなかったものの、宇都宮健児氏や山本太郎氏といった有力候補と互角に渡り合い61万票を獲得した。都心3区(中央、千代田、港)では現職に次ぐ2位につけた