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地元有数の農業法人を運営してきたが、コロナ禍で状況が一変。予定していた外国人技能実習生が来日できなくなり、一気に人手不足に陥った。人手不足で収穫が間に合わなくなり、作物を廃棄する事態が続いている。

[グラノフェルム社長]
米倉啓介氏
1980年福岡県生まれ。19歳から就農。耕作地を増やしながら、祖父の代に兼業農家だったのを専業に切り替える。2014年グラノフェルムを設立。ビニールハウスによる小松菜など葉物野菜の栽培を中心に手掛ける。
グラノフェルムは久留米周辺で100棟ほどのビニールハウスで葉物野菜などを栽培(上)。ビニールハウス内での作業は海外からの技能実習生が大きな役割を果たしてきた(下)

 福岡県久留米市で農業法人を経営してまいりましたが、新型コロナウイルスの感染拡⼤によって外国⼈技能実習⽣が⼊国できなくなりました。人手不足で野菜の収穫が間に合わなくなり、一部においては廃棄する状況がこのところ続いています。せっかく育てたのにもかかわらず市場に出せず、やり切れない気持ちでいっぱいです。