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4月23日に行われた積水ハウスの株主総会で、経営陣を刷新する株主提案を出した。米議決権行使助言会社は味方につけたが、候補者が誰も取締役となれない完敗だった。ガバナンス欠如など会社の堕落を訴えたが、足元の業績は良く、株主に響かなかった。

[積水ハウス前取締役専務執行役員]
勝呂文康氏
1957年生まれ。82年に積水ハウスに入社。2008年に執行役員となり、秘書部長、国際事業部長などを歴任。14年に取締役となり、20年1月期に利益の2割を占めるまでになった同社の海外事業拡大をけん引した。

 4月下旬の積水ハウスの株主総会で、現役の取締役ながら、前会長の和田勇氏らとともに、経営陣の総入れ替えを求める株主提案を出しました。11人の取締役候補者を挙げて臨みましたが、株主からの信任を得ることができず、取締役には誰も選ばれませんでした。力が及ばず、応援していただいた方々、一緒に戦ってくれた方々には、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 思いを伝えきれなかった理由は、3つほどあります。

 一つは株主の気持ちを変えるエビデンスのインパクトを欠いたことです。