全2899文字

BリーグのB1リーグに所属していたライジングゼファーフクオカ(福岡市)が資金難に。B2リーグへの降格が決まった。リーグ脱落の可能性もあっただけに、神田社長は「経営問題での降格は許されないこと」と反省を語る。

[ライジングゼファーフクオカ社長]
神田 康範氏

1981年生まれ。熊本県立済々黌高校、大阪外国語大学(現大阪大学)卒。ブリヂストンスポーツに入社し、ゴルフを担当。スポーツマネジメントのサニーサイドアップを経て、サッカー本田圭佑氏のマネジャー業などを担う。2018年3月から現職。

SUMMARY

B2降格の概要

男子プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE(Bリーグ)」のB1リーグに昇格して1年目となる昨シーズン、運営費1億8000万円が不足する資金難に陥り、全試合終了を待たずにB2リーグ降格が決まった。資金調達ができなければリーグに残れない可能性もあったなか、株式売却で資金を調達し、リーグにとどまった。成績も12勝48敗と振るわなかった。

 男子プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE(Bリーグ)」の2018~19シーズンで、私たちライジングゼファーフクオカはB1リーグに初挑戦しました。しかし、来季は再びB2でプレーすることになりました。必要運営費5億6000万円のうち1億8000万円が不足し、5月のシーズン終了を待たずにB1からの降格が決まったのです。

 4月中に資金調達できなければB2ライセンスも得られず、B3への降格、もしくはライセンスを失う可能性もありましたが、地元福岡の2企業と1個人が株を引き受けてくれることが決まり、期限までの約2週間で資金を調達することができました。

 経営の問題での降格は、本来、許されないことです。資金調達できたことへの安堵は一瞬だけで、もう失敗はできないとプレッシャーを感じました。