1月に行われたラグビーの全国高校大会(花園)決勝で、初の単独優勝を目指した桐蔭学園高校。前半は5点リードで折り返したが、後半の勝負どころで焦りが出て逆転を許し、2点差で敗戦した。最近10年で7回もベスト4以上にコマを進めている強豪校の悲願は、またもや次回に持ち越された。

藤原秀之氏
1968年、東京都生まれ。大東文化大学第一高校でラグビーを始め、高3時に全国制覇。90年に日本体育大学を卒業後、桐蔭学園高校の教員となり、ラグビー部コーチ、2001年に監督となった。10年度の全国大会では同校を初優勝に導いた。
全国高校大会決勝の概要
第98回全国高校ラグビー大会決勝は、ともにAシードの桐蔭学園(神奈川)と大阪桐蔭(大阪第1)の対戦となった。大阪桐蔭が桐蔭学園を26-24で下し、初優勝を飾った。桐蔭学園は前半を5点リードで折り返し、後半も序盤は優勢に進めた。ただ、徐々に大阪桐蔭の反撃に遭って逆転を許し、東福岡(福岡)と両校優勝した第90回大会以来の王座を逃した。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り2521文字 / 全文2992文字
-
「おすすめ」月額プランは初月無料
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
日経ビジネス電子版有料会員なら
人気コラム、特集…すべての記事が読み放題
ウェビナー日経ビジネスLIVEにも参加し放題
バックナンバー11年分が読み放題
この記事はシリーズ「敗軍の将、兵を語る」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?