国内唯一のポケベル業者である東京テレメッセージが9月、ポケベルのサービスを終了する。1990年代半ばには加入数が1000万件を超えたが、直近は1500件にとどまっていた。携帯電話が普及する前、一時代を築いた若者の必携アイテムが、ついに市場から姿を消す。

[東京テレメッセージ社長]
清野英俊氏

1954年福島市生まれ。79年東北大学経済学部を卒業、三井信託銀行(現三井住友信託銀行)入行。2003年債権回収会社に転職。07年DKRオアシスにシニアアナリストとして採用され、09年日本代表。12年東京テレメッセージ社長に就任。

SUMMARY

ポケベルサービス終了の概要

1968年に登場したポケットベルのサービスが今年9月で終わる。国内で唯一展開してきた東京テレメッセージが事業の終了を決めたからだ。携帯電話の普及などで加入者は減っていたが、現在も医療現場やホテルなどで使われているという。ポケベルで使われている280メガヘルツ(MHz)の周波数帯は今後、市町村の防災無線向けに活用が広がる見通しだ。

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