デジタル技術を活用し、製造・建設現場での事故を未然に防ぐ。祖業のIoT関連技術を生かし、ハード依存型のビジネスモデルからの転換に挑む。

予知が最大の価値
予知が最大の価値
バイタルデータを常時取得し、本人も気づかない体調異変をAIが検知。工場や建設現場の事故防止につなげる(写真=都築 雅人)

 工場や建設現場の作業者にとって、熱中症や転倒といった労災事故は避けられないリスクだ。企業が設備や運用面で安全対策を徹底してきたことで労災事故は中長期的に減少してきた。一方で近年は死傷者数が下げ止まり、増加傾向にある。工場の自動化や省人化が進み、工員などが1人で働く単独作業の現場が増え、管理者の目の届きにくい事故が生じやすくなっているのが一因だ。

 無くならない事故を、AI(人工知能)や、あらゆるものがネットにつながるIoTなどデジタル技術を活用してゼロに近づける。それが、ユビテックが手掛ける安全見守りサービス「Work Mate(ワークメイト)」で目指す形だ。スマートウオッチを現場作業者に着けてもらい、心拍などバイタルデータを遠隔で常時監視して異変を察知。本人や管理者にアラートを出してリスク回避を促す。

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