そんなさなかの84年、雑誌と連動する形で現在の主力事業である「チケットぴあ」サービスが始まり、その売上高は右肩上がりで伸びていった。ただ、チケット販売の収益構造は興行主から料金の一部を手数料として徴収するというもので薄利多売だ。利益は生み出しづらい。

 そこでぴあは発想を大きく変えた。99年、チケットのインターネット販売を開始し、ネット経由の購入の場合は利用者からも手数料を徴収するようにしたのだ。「従来の店舗や電話での購入に比べて労力をかけずにチケットを入手できるようになった分、利用者からも手数料をもらう、という発想だった」(小林覚取締役)

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