省エネ意識が高まる中、30坪の戸建てでも6畳用エアコン1台で事足りる低燃費住宅で注目を集める。素材や工法で住宅の耐久性を追求、職人の育成にも力を入れ、持続可能な家づくりを目指す。

「家づくりでは外観や室内のデザインにこだわる人が多いが、試住もして、性能を知ってほしい」と芝山氏(写真=竹井 俊晴)
「家づくりでは外観や室内のデザインにこだわる人が多いが、試住もして、性能を知ってほしい」と芝山氏(写真=竹井 俊晴)

 香川県にある35坪の2階建て住宅。ここに3人の子どもと暮らす夫婦は、「冷暖房は基本エアコン1台。電気代は夏は月7000円、冬は9000円程度。資源高で電気料金が上昇しても月1万円以下。1年中、湿度・温度も一定に保たれ、快適だ」と満足そうに話す。高気密・高断熱が特徴のこの家は「ウェルネストホーム」(愛知県長久手市)が手掛けた。

 夫婦は家を建てるにあたり、4年間に53社の住宅メーカーを回り100棟以上のモデルハウスを見た。ウェルネストホームを選んだ理由は、結露を生まない樹脂サッシを枠に用いた三重窓や換気システム、断熱材や調湿材が重ねられた30cmほどの厚い壁など、一般的な住宅メーカーに比べて高い性能だった。

「100年暮らせる家」づくり

創業者の早田氏
創業者の早田氏

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