この記事は日経ビジネス電子版に『AIで契約リスク見える化、「リーガルフォース」企業価値5倍に』(1月12日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』1月24日号に掲載するものです。
契約書に潜む「見えないリスク」を、AI(人工知能)が洗い出して可視化する──。現役の弁護士が作り上げたサービスが企業法務の現場を変えようとしている。「契約書チェックを自動化する」という発想は、いかにして生まれたのか。

契約書をアップロードするだけで、AIがその中身を瞬時に読み解く。こちらに不利となる条項や、抜け、漏れがある箇所を洗い出し、修正例まで示してくれるサービス「リーガルフォース」が急成長を遂げている。
2019年4月に正式版の提供を始め、企業の法務部や法律事務所を中心に契約数は1500社を突破した。サービスを開発・提供するリーガルフォース(東京・江東)の社員数は過去1年間で約2.5倍となり、300人を超えた。日本経済新聞社が調べた推計企業価値は310億円(21年9月末時点)と、前年の5.7倍に躍進した。
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