地銀グループで全国トップ

「もしこの事業が失敗したら我々は何を失い、何を得るのか」。FFGの柴戸隆成・会長兼社長はこう何度も問いかけた。相手は、みんなの銀行頭取の横田浩二氏と、副頭取の永吉健一氏だ。
2人は2017年2月以降、みんなの銀行の設立を目指していた。デジタル銀行の新規事業には100億円を超える投資額がかかる見込みで、「銀行免許を取得してまでやる意味があるのか」と疑問視する社外取締役もいた。
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