学びの「現場」に入る
有料会員数は20年末で157万人に上り、1年間で2倍になった。新型コロナウイルス禍で学校が休みになり、自宅で学べるデジタル教材の需要が高まった中で、主力である高校生の利用が一段と浸透したからだ。全国に約5000ある高校のうち、スタディサプリ導入校は1年間で2000校へと倍増した。
まだ競合の少ない市場だが、大手ではベネッセホールディングス(HD)が校務支援や約3万本の授業動画といったメニューがある高校向けサービス「クラッシー」を提供。15年に始め、20年10月の会員数は145万人。同月まで約1年半の会員増加率は3割を切り、リクルートの伸びが目立っている。
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