「液晶バブル」崩壊が転機に
AGCは米コーニングや仏サンゴバンに並ぶ世界大手のガラスメーカーだ。三菱財閥の創始者、岩崎弥太郎の弟の次男にあたる岩崎俊弥氏が1907年に創業し、欧州でしか実現できなかった技術を使って日本で初めて板ガラスの生産を可能にした。
事業は大きく分けて3つ。建築用や自動車用の「ガラス事業」、液晶ディスプレーや電子部材向けのガラスを作る「電子事業」、フッ素樹脂などを取り扱う「化学品事業」だ。
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