冒頭で紹介した久保氏も「手元に残る現金は約3割増えた」という。厚生年金だった年金は国民年金と個人型の確定拠出年金、国民年金基金に変更。健康保険は国民健康保険に切り替わり、働けなくなったときの備えとして民間の所得補償保険に加入している。
手取りがアップした理由の一つが追加業務。久保氏は新規事業の開発を基本業務にする一方、テレビゲームの操作スティックを開発する新規プロジェクトを追加業務として請け負った。人脈作りのため積極的に人に会って懇親会を開いたり起業スクールに通ったりした費用は経費に計上でき、税負担の面でも手取り上昇につながっている。
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