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トライアルの祖業は電気製品のリサイクル店で、1984年にソフト開発に参入した。日本と中国にエンジニアを300人以上抱える。90年代に小売りに参入した時からITの活用による流通の革新を経営目標に掲げており、業務アプリの活用や、ポイントカードからの購買データ収集に早くから取り組んだ。
AI(人工知能)やIoTの技術開発が進んだ今、IT機器をうまく組み合わせれば店舗を根底から変えられると判断し、レジカート、カメラ、サイネージを備えた新宮店やアイランドシティ店のような「スマートストア」を設けた。2018年12月には24時間営業の食品スーパー「トライアルQuick大野城店」(福岡県大野城市)をオープンし、計3店でスマートストアの実験を進めている。
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