(写真=都築 雅人)
(写真=都築 雅人)

 山口県議だった父の急逝に伴い30代前半で政治の道へ入りました。地盤を守って県議に連続4期当選し、1990年の衆院選で田中龍夫元文相の後継として初当選しました。以来、国政に30年超携わり、文教など幅広い分野の政策や立法に関わってきました。

 長い政治家人生で痛感したのは、政治家は様々な方々に育てられ、人に恵まれたからこそできる仕事だということです。そのためには常日ごろの自らの振る舞いや姿勢が問われます。肝に銘じ続けたのが、後継指名を受けた際に田中先生から贈られた2つの言葉です。

 その一つが「政治は最高の道徳たれ」。政治家は国民に手本を示すよう自らを律し、厳しい行動規範が求められます。議員になると偉くなったような錯覚に陥るものですが、人間は平等。国民に寄り添う気持ちを持ち続けなければならない。この教えは絶えず意識してきたつもりです。

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