産学協働で科学技術立国日本の再興を

日本の科学技術の水準を高めるためには何が必要か。様々な切り口の議論ができますが、まずは投資が足りないということを指摘しておきたいと思います。
日本の科学技術予算は、20世紀の初めに比べて1.2倍にしか増えていません。この間に例えば中国は10倍以上に予算が増えています。日本の予算額は、引用件数が上位10%に入る優秀な論文数とほぼ並行しています。研究者はお金を出せばちゃんと成果を出すのですが、予算が増えないので国際的にシェアが低下しているのです。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り1005文字 / 全文1254文字
-
「おすすめ」月額プランは初月無料
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
日経ビジネス電子版有料会員なら
人気コラム、特集…すべての記事が読み放題
ウェビナー日経ビジネスLIVEにも参加し放題
バックナンバー11年分が読み放題
この記事はシリーズ「有訓無訓」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?