「やめる」から始まる経営改革 慣例主義や前例踏襲、トップの意思で打ち破る

(写真=山田 哲也)
(写真=山田 哲也)

 非効率、不合理、不公平を社内から取り除く──。社長としての10年間を振り返れば、これこそが一貫した信念でした。では具体的にどうしたか。無駄だと思われることを、トップダウンで徹底的に「やめる」のです。

 定期的な営業報告から社内月報、ドレスコードまで、なくしたり簡素化したりした慣例は数知れず。経営会議も例外ではありません。かつては月2回、ほぼ終日使っていましたが、今では月1回、2時間で終わり。以前は設備投資の審議に当たって詳細な工場のレイアウトを経営会議に諮るほどで、報告者は分厚い資料を用意して細かい質問に答えられるようにしなければいけませんでした。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り976文字 / 全文1296文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「有訓無訓」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。