従業員の健康に投資してリターンを得よう コロナ対策のため管理職の技術高めよ

(写真=清水 盟貴)
(写真=清水 盟貴)

 日本の企業は、1人当たり2万円、3万円といった費用をかけて従業員に定期健康診断を受けさせています。もちろん事業者の法定義務ではあるのですが、見方を変えればこれは従業員に対する投資です。コストをかけるならリターンを得るべきで、従業員とのウィンウィンの関係を築けます。

 働く人の健康に配慮する「健康経営」の狙いは、企業利益を創出することです。経営者が健康保険組合などと協働して従業員の健康づくり事業に取り組み、創造性や生産性を高めるところに目的があります。私が理事長を務める健康経営研究会には今、100以上の法人が会員として参加し、情報交換などの活動をしています。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り957文字 / 全文1281文字

【春割/2カ月無料】お申し込みで

人気コラム、特集記事…すべて読み放題

ウェビナー・音声コンテンツを視聴可能

バックナンバー11年分が読み放題

この記事はシリーズ「有訓無訓」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。