コロナ禍はキャリアを見つめる好機 若い世代もシニアも可能性は大きい

(写真=北山 宏一)
(写真=北山 宏一)

 コロナ感染が世界に広がる中、経済的に恵まれ、医療や技術が進んだ日本でも、多くの人が脅威の深さを考え始めました。まるでコロナ禍が人間を原始の裸に戻し、考える葦(あし)に変えたかのようです。私自身も50年近い仕事人生を振り返る時間を得ました。

 大学卒業当時は、4年制大卒女子の採用企業はほぼない時代でしたが、成長していた流通業界の丸井に就職。人事部門で大卒女性の職場開発に従事し、米国西海岸の流通業視察に派遣され、米国の先進的な事業に目を見張りました。割賦販売をクレジット事業へと発展させた丸井は人事戦略もユニークで、社内公募制度やソフトボール試合を採用判定に導入する手法などを打ち出しました。さらに私は異動して青井忠雄社長(当時)の秘書になり、流通のみならず不動産事業も視野に入れた経営に触れたのです。

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