長い会社には澱がたまる トップの“しつこさ”で変革を

(写真=竹井 俊晴)
(写真=竹井 俊晴)

 昨年、東芝を辞めました。1980年に入社したので41年間、在職したことになります。東芝では様々な経験をしました。私のようなキャリアは珍しかったかもしれません。

 というのも、東芝は多種多様な事業分野を持ちますが、基本的に社員の職能は入社後、変わらないからです。労務担当者は労務畑、営業担当者は営業畑を歩む。洗濯機の部門に配属されると洗濯機、テレビだったらテレビ、原子力だったら原子力と、定年まで同じ事業領域を担当します。中堅企業に入社して定年までいるという感覚に近いかもしれません。

 私も例にもれず、最初の20年間は人事労務畑を歩みました。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り974文字 / 全文1276文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「有訓無訓」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。