どんなときも地域のため、お客様のためになれば、商売は続けられる

セイコーマートは北海道を中心に事業を展開するコンビニエンスストアチェーンです。店は市場の大きい札幌市などだけでなく、道内の過疎地や離島にも置いています。
商圏人口が少ない店の場合、900人ほどしかいません。このエリアでは、4割が65歳以上で高齢化も進んでいますから、購買力はさらに限られます。このため、他のコンビニエンスチェーンは進出していません。近くにはスーパーもありません。
ではなぜセイコーマートの店がこの場所で成立しているかと言えば、同じ人が毎日、何回も買いに来るからです。お客様はコメも、牛乳も、お肉も、調味料もこの店で買います。だからこそ店舗を維持できます。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り979文字 / 全文1302文字
-
「おすすめ」月額プランは初月無料
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
日経ビジネス電子版有料会員なら
人気コラム、特集…すべての記事が読み放題
ウェビナー日経ビジネスLIVEにも参加し放題
バックナンバー11年分が読み放題
この記事はシリーズ「有訓無訓」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?