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独自性のある仕事には生の情報が不可欠 世界を知り、自律的に歩む

(写真=菊池 くらげ)

 人には「自ら」選んで歩む道と「運命」に歩まされる道があるようです。政治外交史家の道を選んだ私に、運命は災害対応という第2の道を与えました。神戸大学教授の時に阪神大震災、防衛大学校長の時には東日本大震災、熊本県立大学理事長に就任すると熊本地震に遭遇し復興に関与。東日本大震災の時には政府の復興構想会議議長を仰せつかりました。

 2つの道を歩む中で大事にしてきたことが3つあります。「生の情報に当たる」「世界の中の日本を意識する」「日本人は助け合うほかない」です。まず、世の中に認められるオリジナルな仕事をしようと思ったら生の情報が不可欠です。