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生き物の使命は「続くこと」行き過ぎた競争をやめ次世代に誇れる社会を

(写真=稲垣 純也)

 DNAの二重らせん構造が分かったのが1953年で、以来、生命科学分野の研究は大きく発展してきました。例えば、生き物はそれぞれにとても違うけれど、38億年前の海の中にあったたった1つの祖先細胞がルーツであることは、様々な状況証拠から分かってきています。

 DNAを持つ、人間をはじめとする生き物が、生き物以外のものに対して胸を張れることは何かといったら、これほどにも長く続いてきたということでしょう。恐竜やマンモスが滅ぶなど仲間は少しずつ滅びましたが、生き物は存在し続けました。国家をはじめいろいろなものが途中で潰れていく中、生き物はとにかく38億年続いて、地球が全部凍った時ですら生き残った。生き物にとっては、続くということが一番重要なのです。