リーダーとは孤独なもの 非常事態の今こそ自らの信じる道を進め

(写真=宮田 昌彦)
(写真=宮田 昌彦)

 世界的な新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、企業経営に携わる人たちは、この難局をどう乗り切るか頭を抱えていることでしょう。このような非常時こそ、平常時に比べ何倍もリーダーの意思決定が重要になります。

 私は36年前に29歳で当時のニッセンの役員になりました。そのとき10人ほどいた部下の部門長は全員が年上で経験も豊富。中には昨日まで上司だった人もいて、なかなか言うことを聞いてくれません。いろいろ苦労し、妥協しながら意思決定をするのですが、ことごとく反対されます。さらに妥協を重ね、これなら全員賛成してくれるだろうと案を持っていっても賛成は3人程度、反対も3人くらいいて、残りはどちらともいえないと言います。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り992文字 / 全文1335文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「有訓無訓」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。