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1万社歩いて実感、今こそ現場からの発想が大切だ

(写真=栗原 克己)

 約45年間、各地の企業を回りながらさまざまな調査を進めてきました。私の場合、調査の基本はとにかく自分で直接、現場を歩くこと。最新の姿を知り、それまで知られていないことを明らかにするには、とにかく現場に行くしかないからです。訪問して経営者らに直接、話を聞くと同時に、現場の様子をカメラで記録し続けてきました。

 これまでに訪問した企業数は製造業を中心に1万社ほど。最初の十数年は国内だけを回っていたのですが、1980年代後半からは日本企業の海外展開が次第に本格化。それに伴い、中国などアジア各国の現場にも積極的に足を運ぶようになりました。