会社の寿命は確かに30年 成功体験にとらわれず、考え続けなければならない

(写真=栗原 克己)

 「企業の寿命は30年」という説は「日経ビジネス」が言い始めたそうですが、これは合っていると思います。会社は30年が経過するころ、節目がきます。

 私なりに理由を考えると、一つは環境変化です。30年も経過するとさまざまな条件が変わるため、新たな時流に適応できなければ企業は消滅します。もう一つは経営者の考え方。業歴が積み重なると「これまでうまくいったのだからこのままでいい」となりがちです。しかし、古い発想から頭を切り替えられなければ、事業は停滞します。経営者は前例にとらわれず考え続ける必要があります。

 シャトレーゼは弟が創業後に私が加わり、事業が本格化しました。最初の工場は自宅の裏にありました。アイスクリームを手掛けようと生産管理の手法をいろいろ導入しましたが、大手に勝てません。発想を切り替え、シュークリームに取り組みました。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り955文字 / 全文1363文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

オリジナル動画が見放題、ウェビナー参加し放題

日経ビジネス最新号、9年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「有訓無訓」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。