安倍1強は改革の完成形 与野党はその日暮らしから脱却を

(写真=都築 雅人)

 若手政治学者として自民党の族議員研究などに関わった後、1992年の「政治改革推進協議会」(民間政治臨調)の立ち上げに参加しました。これ以降、衆院への小選挙区比例代表並立制導入などの政治改革、マニフェスト(政権公約)による政策中心選挙の推進などに携わりました。

 痛みを伴うため政治改革は政治家だけではできないものです。民間臨調には学界、経済界、若手政治家らが集い、改革運動をけん引しました。もともと学者は実社会に貢献すべきというのが持論でしたが、当時、大変大きな影響力を持ったこの組織体のムーブメントに加わったことで人脈が飛躍的に広がり日本政治の舞台裏をのぞくことができました。

 選挙制度改革などはいくら議論を尽くしても法案が成立しなければどうしようもありません。政治というものは理想論だけでは決して前に進まない。それを実感できたことも大きかったと思います。

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