買い物などでたまるポイントを、株価連動型で運用できる世界初の投資サービスを開発した。資産運用や投資へのハードルを下げ、消費者が気軽に企業を応援できる仕組みを提供する。

 米国株指数やSUBARU株、イオン株。ポイント運用サービス「ストックポイント」のアプリ画面では、直近の株価などの上昇率に合わせて、自分が投資したポイントの値が増えたり、減ったりする。買い物などでたまる共通ポイントの「Ponta(ポンタ)」やクレディセゾンの「永久不滅ポイント」などを運用の原資として利用できる。

 例えば、トヨタ自動車株にポイントを投資したいと思った際には、画面で運用したいポイント額を入力する。100ポイントを投資して、仮にトヨタの株価が10%上がれば、ポイントは110ポイントに増える。

 2021年5月末時点で累計利用者数は32万人に達した。実際のお金を使わずに、投資運用のシミュレーションを体験でき、またポイントの運用は証券口座がなくてもできるため、利用者にとって運用を始めるまでのハードルは低い。

 このサービスを運営するSTOCK POINT(ストックポイント、東京・港)の土屋清美社長は「企業と生活者を結びつけるサービスを目指したい」と話す。ストックポイント上で増やしたポイントは、提携先のポイントと交換したり、1株の価格に達した場合には企業の株式へ実際に交換したりできる。

投資を身近な存在にしたい
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「企業の経営姿勢や取り組みを応援したい」と話す土屋清美社長。ポイントの運用は好きな企業を応援する仕組みでもある

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