中小のEC事業者と、倉庫会社の空きスペースをマッチング。荷物1個からでも保管・発送できるワンストップ物流サービスを提供する。

「物流には時間をかけていない。お客さんに届くまでほとんどノータッチ」。アパレルブランド「LYFT(リフト)」(東京・港)の國井恭志COO(最高執行責任者)はこう語る。
フィットネスウエアを手掛ける同社はECサイトで商品を販売している。新商品の発売直後は1日に1000件以上発送することもあるが、スタッフはわずか3人。少人数で事業を運営できる大きな理由の一つが、物流業務をすべてオープンロジ(東京・豊島)に外注していることだ。
同社は2013年設立の物流テック企業で、入庫・在庫管理から発送までワンストップの物流サービスを廉価で提供する。利用する荷主数は19年9月期に1129と、この3年で3倍以上に増え、中小EC事業者の委託先として年々存在感を増している。
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