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紙で管理されていた商品情報をデータベース化し、業務効率化を助ける。食品サプライチェーンの川上から川下までを結ぶデータベースをつくる。

情報交換の仕組み
メーカーが入力した情報はeBASEのシステムを経て小売り各社に送られる。双方の手間を省けるうえ、情報を探しやすい。小売りはパソコンの画面で商品情報を確認できる(写真=宮田 昌彦)

「今日買った総菜にアレルギー物質が入っていないか知りたい」

 スーパーなどの小売りには、消費者からこうした問い合わせが入る。担当者はそのたびに、商品の説明を記載した分厚い紙の「仕様書」をめくる。仕様書にはアレルギー物質や原材料名など細かい情報が記載されており、担当者は一つひとつ確認する。

ソフトを導入するカスミのフードスクエアカスミ水戸西原店(写真=宮田 昌彦)

 つい10年ほど前まで当たり前だったそんな光景を変えたのが、スーパーなどの小売りに商品情報管理のデータベース(DB)ソフトを販売するeBASE(イーベース)だ。小売りは商品情報の管理を紙からデータに切り替えることで作業効率を高め、消費者からの問い合わせにも迅速に対応できる。