![<span class="fontBold">小宮 暁[こみや・さとる]<br />1983年東京大学工学部卒。同年東京海上火災保険(現東京海上日動火災保険)入社。2015年東京海上ホールディングス執行役員経営企画部長、16年常務執行役員、18年専務執行役員。19年6月から現職。神奈川県出身。</span>(写真=陶山 勉)](https://cdn-business.nikkei.com/atcl/NBD/19/00110/00034/p1.jpg?__scale=w:300,h:428&_sh=04f05f08b0)
1983年東京大学工学部卒。同年東京海上火災保険(現東京海上日動火災保険)入社。2015年東京海上ホールディングス執行役員経営企画部長、16年常務執行役員、18年専務執行役員。19年6月から現職。神奈川県出身。(写真=陶山 勉)
保険会社は「信頼」が命です。お客様が必要とする時に、必要なサポートを提供できるよう、強い経営基盤を持たなくてはなりません。日本では自然災害が頻発するようになり、規模も大きくなっています。収益悪化のリスク要因になりかねないので、当社は2000年代から積極的なM&A(合併・買収)を通じてビジネスリスクの地理的分散を進めてきました。
02年3月期の事業別利益全体のうち、海外保険事業の占める割合はわずか3%でしたが、現在は50%弱まで増えました。そのほとんどが買収した欧米の保険会社によるものです。今後は東南アジア中心に保険会社の買収を積極的に進めていきたい。足元は1割に満たない新興国の割合を早く2割程度まで引き上げていこうと思います。
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