![<span class="fontBold">松本 彰[ まつもと・あきら ]<br />1958年生まれ。81年、慶応義塾大学商学部卒業、現・第一生命ホールディングスに入社。人事や営業を経験し、2005年に栃木支社長。08年に白洋舎に出向し、09年に人事部長。11年に第一生命を退社し、白洋舎で取締役に就任。12年常務取締役、14年代表取締役常務取締役、18年3月から現職。</span>(写真=菊池 一郎)](https://cdn-business.nikkei.com/atcl/NBD/19/00110/00029/p1.jpg?__scale=w:300,h:451&_sh=0804806e0c)
1958年生まれ。81年、慶応義塾大学商学部卒業、現・第一生命ホールディングスに入社。人事や営業を経験し、2005年に栃木支社長。08年に白洋舎に出向し、09年に人事部長。11年に第一生命を退社し、白洋舎で取締役に就任。12年常務取締役、14年代表取締役常務取締役、18年3月から現職。(写真=菊池 一郎)
クリーニング業界は試練に直面しています。仕事着がカジュアルになり、スーツを着る人が減りました。高機能の洗濯機や洗剤も登場し、家庭で洗濯できる衣類が増えています。そして生産年齢人口の減少。この3重苦で国内のクリーニングの総需要はピークだった1992年の約8200億円から、2018年には半分以下の約3500億円まで激減しました。
当社も業績が低迷しましたが、売り上げは12年12月期から上昇に転じ、堅調です。業界は価格競争が激しくなっていますが、当社は品質とサービスを磨き、平均単価を引き上げてきました。
3年前に高級衣料向けのサービスを立ち上げました。ブランドごとの生地や染色の特性を熟知した職人が、1点ずつ衣類の状態を見極めて服へのダメージを最小限に抑え、汚れを確実に落とします。こうした仕事を任せていただけるのも1906年に創業し、業界を形作ったリーディングカンパニーとして、店舗から工場まで社員が責任感を持って働いてくれているからです。
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