![<span class="fontBold">清明 祐子[ せいめい・ゆうこ ]<br/ >1977年生まれ。2001年京都大学経済学部卒業。三和銀行(現三菱UFJ銀行)入行。投資ファンドのMKSパートナーズを経て09年マネックス・ハンブレクト入社。13年マネックスグループ執行役員。18年同社常務執行役兼マネックス証券副社長執行役員。19年4月から現職。</span>(写真=陶山 勉)](https://cdn-business.nikkei.com/atcl/NBD/19/00110/00025/p1.jpg?__scale=w:300,h:450&_sh=0fa06e09a0)
1977年生まれ。2001年京都大学経済学部卒業。三和銀行(現三菱UFJ銀行)入行。投資ファンドのMKSパートナーズを経て09年マネックス・ハンブレクト入社。13年マネックスグループ執行役員。18年同社常務執行役兼マネックス証券副社長執行役員。19年4月から現職。(写真=陶山 勉)
社長就任が発表されると、証券会社では珍しい女性社長と各方面から言われました。自分ではそんな受け止められ方に驚きました。マネックスはもともとダイバーシティー(多様性)が進んでいる組織で、性別とか国籍を意識して仕事することはほとんどなかったからです。一人ひとり個性が本当に大事にされている会社なのです。
インターネット証券が日本で産声を上げてから20年がたちました。急成長した時期は過ぎ、安定期・成熟期に入っていると思います。これから再び成長するにはどんな順番でエンジンをかければいいのかを考えているところです。社長としての責任は感じていますが、気負いはありません。
私のミッションは「○○といったらマネックス」といわれるようなプロダクトを作り、普及させることだと思っています。投資家のニーズは時代によって変わっています。以前は株式売買が主流でしたが、今はいろんな投資家がいます。自分で何でもやりたい方、人に任せたい方、どうすればいいか分からない方など、いろいろです。それに対して多様な選択肢を用意し、顧客に提供するのが重要です。
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