<span class="fontBold">齋藤 和弘[ さいとう・かずひろ ]<br>1979年早稲田大学法学部卒業、サントリー(現サントリースピリッツ)入社。2009年サントリー食品(現サントリー食品インターナショナル、SBF)常務取締役。中国や東南アジアの責任者を経て、19年4月から現職。62歳、福島県出身。</span>(写真=稲垣 純也)
齋藤 和弘[ さいとう・かずひろ ]
1979年早稲田大学法学部卒業、サントリー(現サントリースピリッツ)入社。2009年サントリー食品(現サントリー食品インターナショナル、SBF)常務取締役。中国や東南アジアの責任者を経て、19年4月から現職。62歳、福島県出身。
(写真=稲垣 純也)

 会社員人生のほとんどを清涼飲料、特にマーケティングに携わってきました。

 特に印象に残っているのは、3年目に担当した「サントリー烏龍茶」です。当時は炭酸飲料やジュースが主流で、お金を払ってお茶を買う文化はありませんでした。でも、「オレンジ50」という主力商品の売れ行きが鈍っており、新たな収益の柱が必要だったのです。

 当時から将来の日本が高齢化社会への対応が必要になることは予想できていて、健康に良い商品を開発しようと決めました。そこで烏龍茶が持つ油の排出機能に着目し、2代目社長の佐治敬三氏にプレゼンしました。「本当に買う人はいるのか」と言われたことを覚えています。有り難いことにヒットして、今でも当社の主力ブランドの一つです。

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