現状を否定し、再びハングリー精神を

<span class="fontBold">[ 牧野 俊介 ]<br />1962年生まれ。東海大学卒業後、85年日峰(現スタジオアリス)入社。92年から子供向け写真スタジオの立ち上げを担当し、運営に携わる。2002年に取締役、10年に専務、18年10月から現職。</span>
[ 牧野 俊介 ]
1962年生まれ。東海大学卒業後、85年日峰(現スタジオアリス)入社。92年から子供向け写真スタジオの立ち上げを担当し、運営に携わる。2002年に取締役、10年に専務、18年10月から現職。

 子供向け写真スタジオという業態を開発したのは1992年です。当時は業績が低迷しており、起死回生の策でした。1号店の立ち上げから多店舗展開へと、現場一筋で取り組んできました。順調に出店を続け、500店体制となりましたが、今後は楽観視できません。似たような業態を展開するライバルが次々と登場し、熾烈な競争にさらされています。

 お客様に選んでもらうには、現場でどんなサービスを提供できるかに尽きます。写真スタジオという非日常の空間では泣き叫ぶ子供も少なくありません。それでもスムーズに撮影し、笑顔を引き出すことができるか。子供に「また来たい」と言ってもらえるか。そのためには、ノウハウや技術が不可欠です。

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