顔色の変化にも着目した。血液の流れにより絶えず変化している顔色を調べると、心拍数や心拍の揺らぎが分かる。心拍の揺らぎは自律神経によって調節されており、スマホのカメラでこの微細な動きを検知し、自律神経の状態を推定。こうした客観的なデータだけでなく、自分自身の顔を見てどう感じるかという主観的なデータも活用し、ストレスや疲労のたまり具合を割り出す。
記者も実際にアプリを使ってみた。まず、自宅でくつろぐオフタイム用の「心身の解放」、仕事中のオンタイム用の「シャキッと切り替え」など4つのモードから選択。スマホに映る自分の顔を見ながら「疲れた目をしているように見えますか」、「口角が下がっているように見えますか」など5つの質問に答えた。その後、顔色の変化が読み取られた。
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