シャープ、液晶技術を応用
そこで新たに青果用に導入したのが、シャープが開発した適温蓄冷材だ。適温蓄冷材とは、用途に合わせた融点や凝固点で解けたり固まったりするもの。例えば水を使った蓄冷材は融点が0度となり、氷が解けている間は0度を維持する。
シャープが開発した適温蓄冷材は、青果に最も適した12度が融点になるように設計されている。その技術には「液晶の考え方を転用した」(シャープ研究開発事業本部材料・エネルギー技術研究所の内海夕香課長)という。
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