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5Gとエッジ解析が後押し

エッジコンピューティングを活用
●遠隔型の自動運転車
エッジコンピューターを本格的に活用
インターネットとクラウドを活用すると遅延時間が大きいため、基幹回線網にエッジコンピューターを設置。全体の遅延時間を短縮する。移動体通信事業者は、エッジコンピューターを「MEC(モバイルエッジコンピューター)」と呼ぶ
(エッジコンピューティング活用の図=ソフトバンク提供)

 遠隔型を後押しするのが、エッジコンピューティング(エッジ解析)と5Gだ。エッジ解析は、車両の近くに分散配置した計算機で大量のデータを処理。移動通信の遅延時間を短くして、自動運転車の“頭脳”の大半を遠隔側に移せるようにする。これを21年以降に導入が始まる5Gで使えば、自動運転車の“頭脳”とサービスの大半を遠隔側に移せる可能性がある。これが実現するとクルマに残るのは、自動ブレーキなどの安全機能になる。付加価値は遠隔側に移り、車両はコモディティー(汎用品)に近づく。