5Gとエッジ解析が後押し
遠隔型を後押しするのが、エッジコンピューティング(エッジ解析)と5Gだ。エッジ解析は、車両の近くに分散配置した計算機で大量のデータを処理。移動通信の遅延時間を短くして、自動運転車の“頭脳”の大半を遠隔側に移せるようにする。これを21年以降に導入が始まる5Gで使えば、自動運転車の“頭脳”とサービスの大半を遠隔側に移せる可能性がある。これが実現するとクルマに残るのは、自動ブレーキなどの安全機能になる。付加価値は遠隔側に移り、車両はコモディティー(汎用品)に近づく。
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