ナノぴたは医療機関などに7月ごろから販売を始めるという。開発に当たった帝人フロンティア技術開発部イノベーション開発課の中野紀穂さんは「がん患者の方だけではなく、食品工場などの職場で指先が荒れた人たちの役にも立つ」と自信を示す。

 動物や植物など生き物の持つ機能や構造を工業製品に応用することは「生物模倣技術(バイオミメティクス)」と呼ばれる。何億年もの生存競争で進化してきた生物の優れた特徴を取り入れる考え方だ。

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