履歴を精緻に記録でき、改ざんが難しいとされるブロックチェーン。その活用が仮想通貨以外にも広がっている。天然資源や再生可能エネルギーなどの取引を証明し、企業のESG(環境・社会・ガバナンス)活動を後押しする。商品・サービスの環境影響などを消費者が気にかける「エシカル消費」への対応方法としても注目を集める。

(写真=NurPhoto/Getty Images)
(写真=NurPhoto/Getty Images)

 ビットコインなど仮想通貨(暗号資産)を支える技術として知られるブロックチェーン。トレーサビリティー(生産や流通の履歴の追跡)に優れ、改ざんが困難といった特性が注目され、活用の幅が広がっている。

 ブロックチェーンとはその名の通り、ブロックが鎖状に連なったデジタル情報だ。一つひとつのブロックを時系列で順番に連結することで、すべての取引を記録した「台帳」になる。

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