遺伝データなどを基に、用途などに応じてコメの新たな品種を開発する動きが広がっている。秋田県は秋田米のフラッグシップとなる新品種の開発にめどをつけ、2022年にも市場に投入する。需要が高まる業務用米でも最適な品種の効率的な開発・栽培方法が確立されつつある。

「あきたこまち」に続くブランド狙う
●秋田県の次世代のスターができるまで
「あきたこまち」に続くブランド狙う<br /><small>●秋田県の次世代のスターができるまで</small>
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 秋田県のコメといえば有名なのは「あきたこまち」だ。今、1984年に生まれたあきたこまちを食味で上回る「次世代のスター」の育成が進んでいる。

 味はもっちりと濃厚で、白くピカピカと輝き、粒の大きさがそろった白米だ。名前はまだない。2022年の市場投入を念頭に、秋田県は5月にも佐竹敬久知事自らトップを務める戦略本部を設ける。県を挙げ、ブランド化や売り出し方などを打ち出す。

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