2021年の半導体売上高で、韓国サムスン電子が首位に返り咲いた。主力のメモリー事業が好調で、「中国脅威論」も後退したかに見える。懸念はむしろ、半導体以外の事業の行く末だ。
米調査会社ガートナーが1月19日(米国時間)に発表した2021年の半導体メーカーの売上高ランキングで、韓国サムスン電子が米インテルを抜き、首位となった。18年以来、3年ぶりとなる。
同調査によると、21年におけるサムスンの半導体売上高は、759億5000万ドルと前年比で31.6%増えた。けん引役は主力の半導体メモリーだ。デジタルトランスフォーメーション(DX)の需要高まりを受けてサーバー向けが旺盛だったほか、新型コロナウイルスの感染拡大による在宅勤務の増加によってパソコン向けも伸びたようだ。
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