米グーグルが日本のベンチャーを買収して国内金融事業に本腰を入れる。どんな選択肢があったかを鑑みると、送金事業に注力する狙いがありそうだ。国内の金融機関は対応に迫られる。

 「Origami(オリガミ、東京・港)の経営陣や投資家はこの買収を複雑な心境で見ているのではないか」(銀行幹部)

 米グーグルがスマホ決済事業を手掛けるpring(プリン、東京・港)を約100億円で買収した。pringの社員数は12人で、売上高は1億円足らず。積極的な販促活動をしてこなかったこともあり、一般の知名度は低い。

 同じスマホ決済事業を早くから手掛け、知名度も高かったOrigamiは実質的な経営破綻に陥り、2020年1月にタダ同然でメルペイに引き取られた。その一方でpringには高値がついた。何が両者の運命を分けたのだろうか。

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