菅義偉政権で初の経済対策が決まった。グリーン投資を促す基金創設や中小企業向け大規模補助金などが盛り込まれ、「政権が代わっても経済産業省は勝ち組」との実像が浮かび上がる。

 このほど決定した追加経済対策は新型コロナウイルスの感染拡大への対応策や、成長力を底上げする温暖化対策、デジタル化などが柱となる。裏付けとなる2020年度第3次補正予算案と21年度当初予算案を一体で編成するため政府・与党は詰めの作業を急いでいる。

 9月に菅義偉政権が発足して初となる今回の経済対策の立案を巡り、政府・与党は手探り状態が続いた。政策面で経済産業省が主導権を握った安倍晋三政権時から政権内の力学や調整プロセスが大きく変化したためだ。

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